ゴー宣DOJO

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泉美木蘭
2017.12.2 06:01

朝日ヘイト本がばら撒かれている

よしりん先生から、「モリカケは朝日のねつ造」だと主張する
小川榮太郎のデタラメ本が8万部突破になってる、と聞いた。
はーーーっ。
本人のSNSによると、9万部だそうだ。
著者が朝日新聞から抗議と賠償を求められており、
それを産経新聞が全面的に煽って宣伝している。
東京新聞にも、以前ずいぶん大きな広告が載っていた。
自民党本部は大量に購入して、各県連や議員事務所に配布中。
ただし、石破茂とその地元・鳥取県連には届かないらしい。

百田尚樹やケント・ギルバートのヘイト本が売れたのと同じで、
ネトウヨの購買力は凄まじく、アマゾンでベストセラー1位に
なってたり、メルカリで中古を探したら、定価とそう変わらない
値段がついたりしている。

憲法審査会で

「マスメディアを正すか、マスメディアへの信頼度を
欧米並みに引き下げるのかのいずれかに取り組むことこそ、
憲法改正国民投票に向けて、最も重要な環境整備ではないか
と考えます」

と発言した、日本維新の会・足立康史議員とも小川氏は連携。
意気揚々と「朝日新聞の信頼を落としてさっさと安倍改憲へ」
を推進している。

いましがた、メルカリで譲ってもらったその本が届いたので、
ちらっとのぞいたが、

「昭恵は天真爛漫、奔放な女性に見えるが・・(中略)・・・
激動の政治家人生を、個人的スキャンダルや不祥事なしに乗り
切ってきた陰の主役である」

って、
昭恵、ベロベロに酔っ払って深夜に布袋寅泰にしなだれかかって
腕を絡ませて首にチューしてたとか、深夜に酔っ払って抱きかかえ
られながら首相公邸に帰還とか、ろくでもない話ばかりなんですけ
ど。

私は店閉めて深夜3時すぎの帰路、安倍首相の自宅近くを通るの
だけど、深夜でも常に
機動隊の大きなバスが連なって止まっていて、
防弾チョッキと武器
を携帯した警官たちが歩いている光景を見る。
大通りから安倍邸へ向かう曲がり角のど真ん中に、
警備杖を突きたてた警官が立って、封鎖状態になってたり。
北朝鮮が緊迫と言うなら、自宅付近の公道にこんな大がかりな警備
をつけずに、常に公邸
で即応体制とって住んでくれよ、と思うけど、
首相が公邸に住まなくなったのは、実は、泥酔の昭恵が、
夜中に出入りする姿をたびたび見られるのが困る
からじゃないか
とすら、私は疑っているんですよね。

おまけに、昭恵のつるんでいた男たちは、大麻栽培、大麻所持やら
逮捕者だらけ。石垣島で大麻ハーレムを作って逮捕された、女優の
高樹沙耶ともスピリチュアル関連で交流があったとされてます。
どこが「陰の主役」ですかね?
「陰に引きずり落とさんとする悪の主役」という意味なら正しいが。

もっと読んであれこれ書きたいが、年末に向かって原稿と取材が
詰まってて時間がない。
ライジングとブログで、少しずつ。


泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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